【特報】航空大学校入試、形式を大幅な見直しへ

航空大学校の入試について、女性パイロット増に向けた見直しが進められています。現時点で国交省から発表されていることについてまとめています。

令和8年度入試からの変更点

現時点での令和8年度入試(2025年7月に1次試験を迎える年度)においての変更点は1点で、身長制限158cmが撤廃され、試験時にシミュレータで操作能力を確認するということです。

令和9年度入試からの変更点

多くの受験生に関係する変更点が複数あります。図にまとめると以下のようになります。

総合型の入試区分を新たに策定

新たに総合型という区分が策定され、従来型区分と総合型区分の2つが設定されます。
総合型区分においては、以下の観点から入学者を選抜するとのことです。

<人物中心の評価>

  • 書類選考(志望理由書、成績証明書、英語(TOEIC等スコア))
  • SPI、操縦士適性検査
  • 面接、グループワーク

+

<従来でいう2次、3次試験>

  • 身体検査
  • シミュレータによる適性検査

また、定員については全体は変わらず108人、従来型78人で総合型30人、さらにそのうち総合型に20人の女子枠が設定されます(女子枠の人数は変更される可能性あり)。

② 従来型区分において、数3範囲(発展的な微分積分)などの高度な理系的知識の出題を取りやめ

国交省の資料には、

操縦士としての空間把握等の適性試験から、基礎的な英語力や数学力等の資格を習得するための素養となる学力は必要となるが、現在の入学試験の内容に含まれている数Ⅲレベルの知識や高校レベルの物理・気象に係る知識まで入学時に必要とするものではない
航空会社や私立大学と同様に、高度な理系の知識を求めないよう見直し、文系の学生も志望しやすくなるような環境を構築するべきである

「操縦士・航空整備士の女性活躍推進WG とりまとめ ~世界トップレベルの女性活躍分野の実現に向けて~」より一部抜粋

とあります。数3の範囲が出題されないのは確定的です。また、物理や気象などの自然科学についても詳細不明ですが、選択制になるとの記載があります
また、令和9年度からの実施を目安としているので、令和9年度入試より早まる可能性は極めて低いですが、後になる可能性はあります。

【追記】詳細情報について

この記事は現時点で公表されている情報をまとめたものです。上記以外の情報については、こちらでは把握できておりませんので、航空大学校からの正式な発表をお待ち下さい。なお、航空大学校受験NETでも、新しい情報が入り次第お伝えいたします。

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